=具体例2:英検1級 二次試験対策:トピックに対する自身の意見と、それをサポートする根拠3つの作り方=

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    当サイトでは、英検1級一次試験のライティングと二次試験のスピーキングの対策として、「完璧に仕上げたスピーチ原稿を丸覚えする方法」ではなく、「過去に出題されたトピック全てに対し、自身の意見をサポートする3つの根拠を覚える方法」をオススメしており、私自身も、「過去の出題トピック574個の全てに自身のサポート根拠3つを付けた一覧表」を作成し、暗記し、英検1級合格を果たしました。

     

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    03. 英検1級 過去トピックに対する自身の意見と、それをサポートする根拠3つを覚える
    ■英検1級 二次試験(面接・スピーキング)過去トピック一覧と対策(使用方法)
    ■検証■英検1級のスピーキング(二次試験・面接)で過去問対策は有効か?

     

    本記事では、どのように私が「過去の出題トピックに自身のサポート根拠3つを付けたか?」を具体的に説明したいと思います。

     

    ※過去の英検1級二次試験で出題頻度が多かったトピックを例にしています。

     

    <具体例2>

    トピック: Do the strengths of multicultural societies outweigh the weaknesses? (多文化社会の是非)
    自身のメイン意見: No (多文化社会は良くない)
    サポート根拠3つ: 1. Cultural conflicts 2. Unproductive (difficult to communicate) 3. Loss of original cultures and traditions

     

    (1)多文化社会と聞くと、いかにも良いことのように聞こえ、推奨することが「英検的に正解」のような気にもなりますが、果たしてそうでしょうか?現実社会の実状を考慮せず、安易に「イイ子ちゃん・理想郷」の答えに走るのは、英検1級二次試験では大変危険です。スピーチ後の質疑応答の際、面接官に「現実社会の実状」を突き付けられ、メイン意見が破綻します。私が経験者です(参考記事:08. 英検1級二次試験当日(1回目)(体験記))。

     

    (2)まずは多文化社会の定義を正しく知ることが大切です。ネットで確認すると、「様々な文化的特徴を有する民族が、互いの多様性を尊重し、平等に共存していく社会」とあります。ポイントは「共存」かと思います。地球規模で見れば、当然共存していますが、トピックの趣旨は、異なる文化背景を持つ人々が、「同じ地域で共存する」ことを意味するでしょう。具体的に考えれば、日本に中国人・韓国人・インド人・トルコ人・アメリカ人などが多数流れ込み、共存する社会でしょう。

     

    (3)学校の教科書に載っているような「イイ子ちゃん・理想郷」の回答は、「それぞれの文化を尊重することは良いことだ。これで世界は平和になる。文化の交わりにより、今までになかった素晴らしい価値観が生まれるかもしれない」といったところでしょうか。そのような世界が実現すれば、確かに素晴らしいことだと私も思います。しかし、ではなぜ、未だに実現できていないのでしょうか?第二次世界大戦から70年以上が経ち、冷戦も終わり、世界が平和を追求する国連だってあるのに、なぜ世界中で紛争・いがみ合いが続いているのでしょうか?それは、世界が理想郷に辿り着けていない明確な理由があるからに違いありません。

     

    (4)従い、多文化社会に賛成する意見は、面接官に質疑応答でコテンパにされるリスクが高いため、メイン意見は「多文化社会に反対」のスタンスにしてみます。

     

    (5)サポート根拠3つは、多文化社会が実現した際に生じる「弊害」を考察することで考えてみます。

     

    (6)まず考えられるのは、文化的な衝突です。日本の日常に、異文化の風習が持ち込まれ、異文化を尊重するがあまりに日本の日常が変化するという懸念です。特に宗教的な規律・風習は、時に日本的な風習と相いれないケースがあります(例:一般的に、イスラム教徒は豚肉を、ヒンズー教徒は牛肉を食べない。また、日本は多神教で偶像崇拝もしますが、イスラム教は一神教で偶像崇拝はしない)。文化的・宗教的背景の異なる人々が同地域に長期的に共存すると、一方が権利を主張することで、衝突が起こる恐れがあります。

     

    (7)続いて考えられる弊害は「言葉の障害」です。日本語は、日本でしか話されない言語で、他の国から日本に移住してきた人は、基本的には日本語を学ばなければならないでしょう。しかし、日本語の習得は容易ではありません。そうなると、日本人と来訪者間のコミュニケーションに困難が生じます。企業内・地域コミュニティにおいて、コミュニケーションに時間がかかるうえ、十分な意思疎通もできず、非生産的になると考えられます。

     

    (8)最後に、他文化が日本内で大多数を占めてくるようになると、日本固有の文化・伝統が変化したり、失われたりする可能性があります。

     

    (9)では、英検ウケを狙ったスピーチの締めくくり方を考えてみましょう。「一見すると理想的に見えるトピックに反対の立場を取るが、ポジティブな印象を面接官に与えるスピーチ」にするには、「提案型・解決策提示」でスピーチを終えるのが理想でしょう。具体的には、「上記3つの理由により、多文化社会には反対です。平和な世界を実現するためには、他方の文化・風習は不可侵なものであることを理解し、互いに干渉しないことが大切だと考えます」という締めくくりが良いと考えます。現実的な社会情勢・背景を理解しながらも、世界平和を望んでいるというポジティブな印象を面接官に与えられるのではないでしょうか。

     

     

    いかがだったでしょうか?

     

     

    英検1級二次試験の過去問を入手し、トピックの内容を正しく理解し、現実社会と矛盾しないメイン意見を定め、それに説得力を持たせるサポート根拠3つを考える流れを説明しましたが、1つ1つ丁寧に考えていくと、大変ですし、時間もかかります。

     

    当サイトは、英検1級合格を目指す読者の皆様が、そのような労力と時間から少しでも解放されるよう、「過去の出題トピック574個の全てに自身のサポート根拠3つを付けた一覧表」を無料で提供しています。

     

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      • 2017.07.25 Tuesday
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